「やればできる!」
レクリエーションをきっかけに見つけた“自信”
Cさんは、自閉スペクトラム症の傾向がある利用者さんです。
マイルールが強く、予定が変わることを極端に嫌うので、レクリエーションへの参加も難航していました。
私たちはあえて、少人数・短時間での「おやつ作り」からスタートしました。
材料を事前にすべて揃えて、進行も事前に本人に伝えるように徹底しました。
すると、Cさんは驚くほどスムーズに動き、「またやってもいいよ」と言ってくれたんです。
次第に、自分から「今日は何するの?」と聞いてくれるように。


最初はただ“参加するだけ”だったレクリエーションも、今では彼の「得意なことを発揮できる時間」になりました。
他の利用者さんから「ありがとう」と言われたとき、照れくさそうに笑っていたCさんの表情は、今も忘れられません。




